小野寺 若

なぜ司法書士になりたいと思ったのですか？

私は以前、金融会社で働いていましたが、他の会社に吸収されてしまったのです。私は当時、支店長や支社長という立場だったので、法務関係の仕事も多く、その対応に追われていました。しかし、当時は弁護士や司法書士と交渉するにしても自分に知識がなかったので、彼らに法的に反論したくても、なかなかこちらの言い分を聞いてくれないし、対応もかなり悪くて。それが悔しくて「自分で資格をとりたい！」と強く思うようになりました。

資格を取るのは大変だったのではないですか？

はい、最初は仕事と並行しながら進めていましたが、なかなか並行だと身にならず、最後は会社を辞めて無職になって貯金を切り崩しながら勉強をして、合格しました。その時は妻に支えてもらい、本当に感謝しています。

ライズアクロスはどんな事務所ですか？

資格をとった後、初めは大手に行きたいと思って規模の大きい司法書士法人に就職しました。しかし、大手だと１から10までの仕事はできない。そこでもっと色々な経験ができる事務所に行きたいと思っていた時に、ライズアクロスの高橋さんと出会いました。とにかく代表のビジョンが面白いと感じ、この人と一緒に仕事をしてみたいなと入社を決めました。ライズアクロスでは、新米には普通させないような仕事も、若い人にやらせます。もちろん無責任に任せる訳ではなく「もし何かあったら自分がフォローするから全力で挑戦してこい！」と代表が信頼をもって仕事を任せてくれるんです。任せてもらうには失敗できないと、任される側も気合が入りますし、良い循環になっていると思います。

どんなお仕事をしたいですか？

私はライズアクロスを「日本一の事務所」にしたいし、会社をもっと大きくしていきたいと思っています。そして、お客様を何より大事にし、みんなが笑顔でいられる場所にしたいです。私が仕事で一番大事にしているのは、人とのコミュニケーション。これは一貫して変わらず、前職で支社長をやっていた時も、年間を通して担当地域から苦情が一度も出なかったほどですよ。お仕事で関わる人とは、どんな人とでも上辺の付き合いではなく、心から通じ合う仕事をしたいです。
自分の立ち位置としては、いつも団長とか理事長とか、人をまとめる仕事をやっている事が多く、今でも裏ボスって呼ばれたりもしますが(笑)その能力は18年間、管理職に就いていたからこそ身につけた力だと思います。取引先や銀行から、相談の連絡が来ることも度々あるのですが、頼っていただけるというのはとても嬉しいことですよね。

プライベートは何をしていますか？

スキー、スケート、テニスなどスポーツが好きです。忙しくてなかなか行けませんが。あとは、空いた時間で司法書士業務以外にも様々な勉強に常に取り組んでおります。特に直近の実務につながらない事を意識的に勉強するようにしています。１件の相談があった時、それが専門分野でなくても、その内容にすぐ答えられるかどうかが、会社の信頼に繋がると思うからです。毎週１回、土日のどちらかは研修やセミナーを探して参加するようにも心がけています。まだまだスタートライン前のお子ちゃまレベル、そんな心境です。それに、とにかく仕事が好きなんですよね！そんなに外出して奥さんに怒られないかって？もちろん奥さんとも、たまに外食に出かけたりしていますよ。